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そけいヘルニア手術とは

手術の方法は大きく分けて鼠径部切開法と腹腔鏡手術の2種類があります。 当クリニックでは、傷が小さく術後の痛みも少ないことや、そけいヘルニアになりやすい3つ(内そけいヘルニア・外そけいヘルニア・大腿ヘルニア) の弱い部分全てにしっかりとメッシュをあて、覆うことができることから、腹腔鏡下手術:TAPP法を積極的に行っています。
また、6歳以上のお子さんには適応を判断しLPEC法も行っています。
治療法は手術のみですので、診断を受けたら手術を受けましょう。

手術中イメージ

午前中に手術をうけ、
午後に帰宅できます

腹腔鏡手術と全身麻酔の技術向上により、日帰り手術が可能になりました。

そけいヘルニアの手術をご希望なら、当クリニックの日帰りでの腹腔鏡手術がおすすめです。 そけいヘルニアに代表される低難易度手術においては、以前と比べ、術中、術後合併症は極めて少なくなり、術後の回復も早くなりました。短時間での確実な手術に加え、術者、麻酔科専門医、手術室勤務など経験豊かな看護師によるチーム医療で患者様をサポートいたします。 そけいヘルニアの手術なら、当クリニックの日帰りでできる腹腔鏡手術をぜひ検討してください。

腹腔鏡手術について

腹腔鏡手術とは

お腹の中からヘルニア門を確認し、脱出臓器があれば内側に戻し、ヘルニア門の周囲の腹膜を切開、 剥離し、メッシュ(網目状のシート)をあて固定し、腹膜を閉鎖する手術です。

傷が小さく術後の痛みが少ないです

手術時間は片側1時間以内です。腹腔鏡で観察した所見でヘルニアが両側性であれば同時に手術を行います。 傷は3カ所ですが、3〜5mmと小さいため、痛みも少なく、身体への負担も少なく済むため日帰り手術が可能となっています。 通常、帰宅後は鎮痛剤の内服のみの対応で歩行や食事をしたり、日常生活が可能です(術当日は安静動作のみ可能です)。

全身麻酔で手術中は
完全無痛です

手術は全身麻酔で行うため、術中に痛みを感じる(意識する)ことはありません。 また、経験豊富な麻酔科専門医により最新の麻酔器による“日帰り手術”に適した麻酔管理を行います。 手術・麻酔の合併症に対する安全管理や、患者様一人ひとりに合わせた麻酔をし、日常生活への早期復帰を後押しします。

腹腔鏡手術の流れ

  1. ① 初診

    まずは診察、検査(エコー検査、CT検査等)にてそけいヘルニアの診断をいたします。 手術が必要となったら、術前検査(血液検査、レントゲン、心電図等)をし、日帰り手術が可能か判断し、手術日を決めます。

  2. ② 手術当日

    3時間前までは飲水は可能ですが、予定された時間に何も召し上がらないでお越しください。 朝、再度体調を確認させていただきます。更衣室で手術用のガウンに着替え、手術開始です。 まず麻酔をかけます。麻酔をかけてから覚めるまで麻酔の専門医が責任を持って全身管理しますのでご安心ください。 術後、数時間お休みになってから、創部の状態や体調を確認させていただき、今後の注意点など説明を受け、お帰り頂けます。

  3. ③ 1週間後に再診

    通常、抜糸などの処置はありませんが、1〜2週間後に傷の状態確認と体調の確認をさせていただきます。
    3~6ヶ月後、1年後など経過観察のために受診、あるいは連絡させていただくことがあります。

腹腔鏡下胆嚢摘出術

当クリニックでは入院を必要としない胆道疾患(胆嚢結石症など)に対して豊富な専門的知識と経験をもとに、安全で確実な腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。

上腹部手術の既往や炎症の有無などに関わらず、すべての良性胆嚢疾患を腹腔鏡下胆嚢摘出術の適応としています。また、開腹手術へ移行することはほとんどありません。日帰り手術希望の方は、当クリニックで可能な場合があります。一度ご相談下さい。

手術について

手術は全身麻酔下に行います。 はじめに臍に約1〜2cmの小孔を開け、小開腹します。そこから炭酸ガスを送気し、お腹をドーム状に膨らませます。スコープを挿入し、内部を観察します。 引き続き5mm大の穴を2、3ヶ所開け、そこからスコープや鉗子を挿入し、モニターを見ながら手術を行います。

腹腔鏡下虫垂切除術

虫垂炎の治療方法は、腸管の安静を保ちながら経過を見る保存療法と、虫垂切除を行う手術療法の二つが大きく存在します。

緊急手術適応とならない症例には保存的治療を行い、糞石など伴う場合や再発などを念頭のおいた場合、待機的に手術となる場合があります。日帰り手術希望の方は、当クリニックで可能な場合があります。一度ご相談下さい。

手術について

手術法には開腹手術と腹腔鏡出術がありますが、当クリニックでは傷が小さく(体型によらない)、腹腔内全体の観察ができ、傷の大きさや数を減らすreduced port surgeryといわれる腹腔鏡手術を全身麻酔で行います。 臍に約1〜2cmの小孔を開け、小開腹します。そこから炭酸ガスを送気し、お腹をドーム状に膨らませます。 スコープを挿入し、内部を観察します。引き続き3〜5mm大の穴を1ヶ所開け、スコープや鉗子を挿入し、モニターを見ながら虫垂を切除します。

その他の手術

皮膚・皮下腫瘍摘出手術では、良性の皮膚・皮下腫瘍の摘出手術を行っています。粉瘤(アテローム)・脂肪腫などを局所麻酔下で摘出します。

希望の方は、鎮静での手術も可能です。診断目的に超音波検査を行うことがあります。ご心配な方は、一度ご相談ください。

※当日の予約や変更は電話連絡お願いします。