ホーム > よくある質問 胃カメラについて 大腸カメラについて そけいヘルニアについて その他 以前、病院で胃カメラを受けてすごくつらかったのですが、楽に検査を受ける方法はありますか? つらくなく検査を受けられる方法はあります。 通常は鎮静剤を投与して少し"ぼーっ"とした状態で検査をするのが一般的なやり方です。 麻酔で眠って検査をするだけではなく、しっかりお話を伺って、検査前の不安・緊張をとることも非常に大切です。 検査の不安が強い方は、一度ご来院ください。検査方法について詳しくお話しております。 あなたに最適の検査方法で、つらくない正確な内視鏡検査を行います。 他院で鼻からの胃カメラを受けました。鼻が痛くてつらかったです。 加えてその後、最近胃の調子が悪いのですが、どうすればいいですか? 胃の症状がある時には、内視鏡検査での確認が必要な場合もあります。 内視鏡挿入による辛さというより鼻の痛みが辛さのメインであった場合は鎮静剤を使用するという選択肢もありますが、 経鼻用の細いカメラを経口挿入という選択肢もあります。 実際、経鼻で検査を開始し、鼻の通過する時につらい、痛みが強い場合は一旦中止し、経口挿入に変更する場合もあります。 院長の個人的な経験では10人中1~2人くらいで挿入は不可能で、疼痛や出血を避けるため経口に変更となる印象です。 以前の検査がつらかった方には、診察や検査の説明時に相談してください。その方に最適な方法でつらくない内視鏡検査を行いたいと思います。 鼻からの胃カメラと口からの胃カメラはどちらが楽ですか? 当クリニックでは拡大観察や処置が不要な方には鎮静剤を使用しない鼻からの検査を行っています。 細いカメラで鼻からの検査の方が口から検査に比べのどの反射が出にくく、つらくありませんが、鼻腔の狭い方はカメラ通過時に痛みがある場合があります。 胃の張る感覚、カメラで押されるつらさはどちらの検査でも感じられます。また、鼻の前処置がつらいとおっしゃられる方もいます。 迷われている場合は気軽にご相談ください。 検査時間はどれくらいですか?金額は? 胃カメラ検査自体は、検査開始後5分以内に終了しています。 詳細観察が必要な病変が見つかったり、組織検査が必要な場合には、細かな観察や組織採取(生検)のため、少し検査時間がかかります。 麻酔/鎮静のお薬を使って検査した場合には、検査後のリカバリールームで30分程度休んでいただきます。 内視鏡検査は、ドックや健診の自費と、症状などがある場合に行う保険診療ではご負担いただく金額が異なります。 保険診療で行った場合の自己負担額については費用一覧をご参照下さい。精度の高い自費検査も行っております。一度お問合せ下さい。 胃カメラと大腸内視鏡検査は同時に検査受けられますか? 当クリニックでは同日に胃カメラと大腸内視鏡検査が可能です。 特に鎮静希望の方には使用薬剤の回数、量を減らせることもあり、同日検査も積極的に行っております。また、大腸に関してはポリープ切除も同時に行っています。 胃カメラ検査の時に薬は服用しても大丈夫ですか? 普段服用しているお薬がある方は、検査前に必ず当クリニックにご相談して頂きたいのですが、通常、糖尿病薬(血糖を下げる目的に薬剤)以外は内服継続のままの検査となります。 ・血液さらさらのお薬(抗血小板薬/抗凝固薬など)を服用している方へ 生検目的(胃の組織を採取する検査)の場合はガイドラインに乗っ取って、薬を中断したり、中断しないで検査することもあります。 このようなお薬を飲んでいる方は検査前に一度受診をおすすめします。ご自身の判断でお薬を中断し検査に望むことは大変危険です。 必ずかかりつけ医もしくは当クリニックにご相談ください。 毎年バリウム検査を受けています。胃がんの心配はありませんよね? 質問のような胃がんバリウム検査は、多くの人数を短時間に効率よく検査できるため、地域検診や企業のグループにおける胃がん死亡率の低下を目指して行われることが多い検査です。 検査の特性上、早期での発見ではなく手術をすれば助かる時期までの胃がんを発見することを目的とする検診です。 一方、内視鏡検査は個々の検査を受けた方の胃がんがないかどうかをチェックすることができます。 また早期で発見も可能です。現在、早期胃がんは早く見つかれば胃を切らないで内視鏡で切除治療できるESD(胃粘膜剥離術)など、負担の少ない治療法が確立しています。 バリウム検査後の精密検査として、内視鏡検査を行うことからも、胃内を直接観察でき、必要に応じて組織検査もできるという強みがあります。 また、ピロリ菌を除菌した方も10年程度は胃がんの発生率が高いとの報告もありますので、内視鏡検査による定期的な検査が望ましいといえます。 胃がんになると特別な症状が出るのでしょうか? 内視鏡治療で治すことができる早期胃がんの場合、ほとんどの方が無症状です。 痛みや食欲低下、貧血など大きな症状があって見つかる方はある程度進行した状態の胃がんのことが多い傾向にあります。 早期がんの段階で見つけて治療するためには症状がないか、ごくわずかなうちに見つける必要があり、そのためには定期的に内視鏡検査を受けることがとても重要です。 ピロリ菌は検査できますか? ピロリ菌の持続感染による慢性胃炎・萎縮性変化は胃がんのリスクとなります。内視鏡による観察の結果、胃炎の有無により、確定診断としてのピロリ菌の検査(血液検査あるいは便の検査)を行います。 ピロリ菌がいると言われました。どのように治療するのですか? ピロリ菌の治療は1週間の内服治療を行い、約8週間後に便検査による効果判定を行います。 保険診療での治療希望の場合には、まず内視鏡検査を行い、胃炎の有無だけでなく、潰瘍や胃がん、リンパ腫などピロリ除菌治療の前にチェックすべき病変がないか評価することが必要です。 ピロリ菌を除菌した方も10年程度は胃がんの発生率が高いとの報告もありますので、除菌治療後は内視鏡検査による定期的な検査が望ましいといえます。 トイレで便に血が混じって付いていました、不安です。 便に血が付く原因はいろいろあります。大腸ポリープや大腸がんなどの腫瘍や、内痔核・裂肛といったお尻の疾患、潰瘍性大腸炎など炎症性の疾患など多岐に渡ります。 頻度的にはお尻の病気が多いですが、「痔だから平気」といった自己判断は禁物です。 大腸内視鏡検査でいろいろな原因がわかり、早期発見につながることや、大きな異常がないことがわかれば、その後の安心感が違います。当クリニックではつらくない大腸内視鏡検査をできるよう心がけています。一度ご相談ください。 大腸内視鏡は痛くないですか? 当クリニックでは、大腸内視鏡を高い診断精度で、つらくなく受けられることを第一として、技術や機器や検査前後のサポートなど工夫を行っています。 検査前の不安をなくし、早く受けてよかったと安心していただけるように心がけています。 以前につらい思いをされた方、症状はあるけれど検査について不安な方は一度ご相談ください。 お腹の手術の影響で腸が癒着している方や骨盤手術後の方、大腸憩室で腸の内腔が広がりにくい方など内視鏡検査で痛みが出やすく、挿入困難の方もいらっしゃいます。 もし、検査がつらければ途中で鎮静剤追加や検査中止も可能ですので相談していただければと思います。 以前大腸カメラを受けて痛くて途中までしか検査ができませんでした。痛みがとても心配です。楽に検査を受けられる方法はありますか? 大腸内視鏡検査がつらく痛い検査になる原因はいろいろ考えられます。 腸の癒着や憩室といった体の要素と、検査担当医の技量や使用機器、炭酸ガスの使用、鎮静剤の種類、量の選択などいろいろ可能性があります。 大腸内視鏡検査の目的は、検査を完遂することではなく、受けられる患者さんが安全に苦痛なく病気の有無を調べることができ、 必要な治療ができることだと当クリニックでは考えています。 大腸のポリープは切除できますか? 検査中に見つかったポリープは、NBI(狭帯域光観察)や拡大観察、色素散布による詳細観察を行い、安全に切除可能と判断した場合にはその場で切除を行います。 同日には切除を行わず後日行う施設もありますが、何度も下剤を飲む精神的、体力的な負担や検査をもう一度受ける患者さんの日程的な負担を考慮し、 当クリニックでは同日に日帰りポリープ切除を行っています。 大きく、処置後に出血しやすい病変など医学的に入院による治療の方が安全性が高いと判断した場合にはその場で切除は行わず適切な施設にご紹介しています。 また、複数の病変を認めた場合には優先順位をつけ、数回に分けて切除を行う場合もあります。 ポリープ切除は痛みがありますか?どのように切除しますか? ポリープ切除すること自体には痛みはありません。 ポリープを切除する方法は大きさ・形態などにより、その病変にあった切除方法を的確に判断、選択して行います。 基本的な切除方法は、ポリープの粘膜の下に薬剤を注射し、病変を腸の筋肉の層より離すように浮かせて、病変部分を電気が通るスネアで切除するEMRと、 電気を通さずスネアのみで切除するコールドスネアポリペクトミーがあります。 切除後は出血がある場合や、出血リスクが高いと判断した場合には出血を予防するため、クリップによる粘膜閉鎖処置を行うことがあります。 大腸がんになると特別な症状が出るのでしょうか? 大腸がんの場合、排便での出血や便に血が混じること、便が細くなるなど、お通じに変化が出ることが多いですが、 病変の場所によってはかなり進行するまで症状がでないこともあります。 大腸ポリープや内視鏡治療で治すことができる早期大腸がんの場合大きな症状がない方も多いため、 早期に見つけて治療するためには症状がごくわずかなうちに見つける必要があります。 出血や便通異常、腹満、腹痛などを軽視せず、しっかり内視鏡検査を受けることがとても重要です。 毎年検便検査をしています。いつも異常なしですが、大腸がんの心配はありませんよね? 便潜血検査は患者さんの負担(金銭や時間、検査の苦痛)が少なく、大多数の中からがんの可能性が高い人を効率よく拾い上げ、 陽性の方を内視鏡検査することでその地域やグループの大腸がん死亡率の低下を目指して行われます。しかし検査の特性上、 便検査で異常なしでも大腸ポリープや早期がんがないということにはならない検査となっています。 一方で、内視鏡検査は直接大腸粘膜を観察できるため、受けたその人に大腸がんやポリープがないかどうかを判断することができます。 大腸がん罹患人数が増加している現在、少しでも早く見つけることが重要です。 また大腸がんの多くはがんになる前段階のポリープの状態で見つけ、ポリープ切除することで大腸がんリスクを減らすことができます。 内視鏡治療で切除できれば手術を回避でき、体の負担も少なくすみます。 仮にポリープが見つかっても内視鏡で切除できる時期までであれば、外科的治療は必要なく今までと同じ生活が可能なのです。 お尻に痔があります。検査の時に痛みはないですか? 検査の時に局所麻酔薬入りのゼリーを使用してお尻の痛みを抑えて検査することも可能です。あまり痔の腫れが強い場合には、痔の治療を先に行ってから大腸内視鏡を行うこともあります。 ただし、痔だと思っていたら肛門の腫瘍や直腸癌が見つかることも稀ではありません。自己判断されず、早めの受診をお勧めします。 検査時間はどれくらいかかりますか?金額は? 大腸内視鏡検査挿入と観察に大きく分かれ、検査開始から盲腸(最深部)までの挿入が5分程度、その後盲腸から直腸までの観察が10~15分程度です。 ただしポリープが見つかった場合にはそれぞれ切除する時間が必要となります。 通常、検査がつらいと感じるのは最深部までの挿入時の大腸が押されたり伸ばされた時で、観察時は送気により腹部の張りが出てつらいと感じる方もいますが、 空気の量の調整により苦痛を軽減できますし、検査後はCO2送気装置を使用することにより比較的早く吸収されていきます。 大腸内視鏡では検査だけでなく、ポリープなど病変が見つかった場合には内視鏡切除を行います。 保険診療で検査や治療を行った場合には、ご自身の負担割合により自己負担額は異なります。詳しくは費用一覧をご覧下さい。 友人と一緒に受けたいと思いますが、可能でしょうか? 友人などお知り合いと同じ日に検査も可能です。 ご夫婦で定期的に内視鏡検査を受けて健康管理を希望される方や、会社の同僚同士で健診を受けられる方もいます。 予約が空いている日に連続でとっていただければ可能です。 検査前の説明や腸管内をきれいにするための下剤の内服も、お知り合い同士だとおしゃべりしながらすると楽に感じる方も多いようです。 また大腸がん/ポリープは家族内に発症することも多いため、ご本人の定期検査に合わせてお子さんにも検査を勧められ、親子で検査を受け早期発見につながっている方もいらっしゃいます。 大腸内視鏡と胃カメラは同じ日に受けられますか? 同日の検査が可能です。予約を同日検査でとってください。その場合は前処置、準備に関しては大腸カメラと同様になります。 家が遠方なので下剤を家で飲むことが心配です。 当クリニックでは遠方から大腸内視鏡検査を受けにこられる方のためにクリニック内でも腸管洗浄のための下剤を内服できるよう、 内服スペースやトイレも十分完備しています。お気軽にお問い合わせください。 血液さらさらのお薬を飲んでいます。検査できますか? 病状が安定している場合には、ほとんどの場合、問題なく大腸内視鏡検査や治療が可能ですが、 血液さらさらのお薬(抗血小板薬、抗凝固薬など)は検査の目的や症状によって薬を中断して検査することも、中断しないで検査することもあります。 また、内服薬によっては処置後出血など合併症が起きやすい場合もあります。 そのため検査前に受診いただき、内服薬の確認とその効き具合、病状の確認を行っています。 またいつもお薬を処方していただいている主治医の先生に大腸内視鏡検査を受けることをご相談されると良いと思います。 ご自身の判断でお薬を中断し検査に望むことは大変危険です。必ずかかりつけ医もしくは当クリニックにご相談ください。 他にも普段服用しているお薬がある方は、検査前に必ず当クリニックにご相談下さい。 生理中・妊娠中・授乳中に検査を受けられますか? 大腸内視鏡検査において、生理中であっても検査は可能です。検査中や前後の対応や検査着などの不安についても当クリニックスタッフもいつでもご相談を受けています。 ご不安な点やご相談はいつでもご連絡下さい。 妊娠中の大腸内視鏡検査は当クリニックでは現在行っておりません。 授乳中については、大腸内視鏡検査はほぼ問題ありませんが、授乳の頻度により使用する薬剤を調整していますので受診時にご相談下さい。 以前に検査した時になかなか腸がきれいにならなかったことがあります。何か良い方法はありますか。 お薬の効き具合は個人差が大きいものもあります。また同じ人に同じ薬剤量を使用しても、体調や緊張度によって効果は変わります。 さらに検査内容やカメラの通過する場所によっても実は効果が変わってきます。 見落としのない精度の高い大腸内視鏡検査には、腸の中がきれいになっている必要があります。 腸の洗浄度が低いと検査の時間も長くなる傾向にあります。 下剤にもそれぞれ特徴がありますが、ご自身の腸の状態によっては洗浄効果のより高い下剤を使用した方がよいこともあります。 そのため、当クリニックではいつもの便通の程度、以前の洗浄の程度などを考慮し、洗腸液の選択、前日の食事方法などを工夫しています。 そけいヘルニアについて そけいヘルニアは自然に治ることはありますか? 残念ながら大人のそけいヘルニア(脱腸)は自然に治ることはありません。 身体を鍛えたら治るのかお問い合わせをいただくこともありますが、ヘルニアの原因となる筋膜の隙間の拡大は年齢による影響もあり、一度できてしまうと、自然治癒となることはありません。 ヘルニアバンド(脱腸帯)をつけていれば嵌頓(かんとん)を防げますか? ヘルニア専門家の医師の多くは、ヘルニアバンドの装着そのものをお勧めしていません。 ヘルニアの穴を、身体の表面からピンポイントで抑えることは、日常生活で動いている限り困難です。 中途半端に押さえつけることで内臓に負担がかかり、悪い影響が出る可能性もありえます。 初回の診察にかかる時間を教えてください。 初回の診察当日に手術をご決断された場合、診察、手術の説明、手術前検査を含めて、30分~1時間で終わります。 ご質問が多い場合はその分長くかかることもあります。 完全予約制ですが、まれに30分ほどお待ちいただくことがありますので、ご了承ください。 臍ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアの診療は行っていますか? 診察、検査、手術とも対応いたします。当クリニックはそけいヘルニア(脱腸)が中心ですが、 日帰り手術が可能な病態であれば、腹部ヘルニア全般の患者さんや腹腔鏡下の胆嚢摘出や虫垂切除術も行っていますのでお気軽にご相談ください。 他の病院で手術したそけいヘルニア(脱腸)が再発してしまいました。治せますか? 日帰り手術の適応であれば可能ですので、お気軽にご相談ください。 どのような麻酔で手術を行いますか? 腹腔鏡下そけいヘルニア修復術は手術の特性上、全身麻酔管理下での手術となります。 全身麻酔ですので、麻酔薬による確実な鎮静、鎮痛、麻酔器による呼吸管理を行いますが、 ほとんどの症例で患者様がつらいと感じる気管内挿管、尿道バルーン留置を行わずに管理します。 また、局所的な鎮痛薬使用を効果的に行うことで全身に投与する薬剤を減らし、全身への影響を減しながら、かつ安定な眠りと速やかな覚醒を促します。 総合的な管理により術後も快適に過ごすことが可能です。 当クリニックは麻酔科の専門医、指導医の資格を有した決まった医師が麻酔を担当しますのでご安心ください。 メッシュ(人工補強材)を体に入れるのに抵抗があります。 当クリニックではメッシュを使用しない手術も行えますが、40歳以下で小さいヘルニアの場合に限った方が良いと考えています。 以前のそけいヘルニア(脱腸)手術では、メッシュを使わずに穴の空いた部分の周辺組織を縫い合わせるものでした。 しかし、この方法ですとヘルニアの再発率が10%程あったため、新たに確立されたのがメッシュ(人工補強材)を用いた手術です。 メッシュ(人工補強材)を用いた手術の場合、ヘルニアの再発率は一般的に1%程度まで改善しました。 そのため、再発のリスクを考えればメッシュ(人工補強材)を用いた手術をお勧めします。 メッシュの有害事象の報告もゼロではありませんが、確実な腹膜閉鎖や神経損傷に注意した手術を行うことにより重大合併症の発症はほぼなくすことができると考えています。 手術の費用はどれくらいかかりますか? そけいヘルニア(脱腸)手術は保険診療ですので、日本国内においてはどの施設でもお値段の格差はほとんどありません。 当クリニックでは腹腔鏡手術となりますので、健康保険3割負担で自己負担の費用は、:約120,000円となります。 ※所得により限度額が変更しますので、窓口にてご相談下さい 手術後の傷のケアはどうすればいいですか? 傷の保護フィルムをつけたままのご帰宅となります。 シャワーはご帰宅の当日から浴びていただいて大丈夫です。 基本的に吸収糸(皮膚の下で少しずつ融けていく糸)での縫合となりますので、抜糸が必要ありません。 傷の表面は72時間程度で癒合するといわれており、これ以降の保護フィルムは不要となります。 それ以降は剥がしていただき、お風呂などで他の部分と同じように洗っていただき、創部を清潔に保ってください。 創部が気になる方はフィルムを再度貼っていただいてもかまいません。液体が少々出る場合は、市販の絆創膏の交換でも結構です。 小児のそけいヘルニア(脱腸)の手術をしてもらうことはできますか? 当クリニックは入院施設がないため、6歳以上で意思疎通が可能なお子さんには、適応を判断しLPEC法を行っています。 持病や体型により日帰り手術が受けられないことはありますか? 診察及び手術前検査で判断いたします。 具体的な指標が決まっているものは以下の通りで、該当する場合は数値の改善をみるまで待機していただく必要があります。 重症糖尿病の方 HbA1c値を8未満に改善していただいてから手術を承ります。 高度肥満(BMI35以上)の方は安全のため減量してから手術を承ります。 その他、ご病気により提案できる術式が限られることがありますが、大抵の場合は何らかの治療を提案可能です。 診察を受ける前にお聞きになりたい場合は、お気軽にお問い合わせください。 日帰り手術について 日帰り手術が安全に行われる理由を教えてください。 これまで、そけいヘルニアの日帰り手術といえば、局所麻酔あるいは脊椎麻酔による前方アピローチによる手術が一般的でした。 腹腔鏡手術はもともと患者さんに優しい手術(低侵襲手術)としてありましたが、近年の全身麻酔に用いる麻酔器や薬剤の進歩に伴い、 より安全性の高い全身麻酔管理が可能となってきたため、全身麻酔を必要とする腹腔鏡下のそけいヘルニア手術も日帰りで安全にすることが可能となりました。 また、当クリニックでは、術者、麻酔科専門医、手術室勤務など経験豊かな看護師による決まったメンバーによるチーム医療で短時間での確実な手術、麻酔管理を行い、サポートいたします。 手術後社会復帰はどのくらいでできますか? 手術日はお仕事などのご予定を控えていただき、お家でゆっくり過ごされることをおすすめします。 翌日からは痛みの出る動作は避けていただき、普段の60~80%程度の活動レベルを目指して日常生活をしてください。 痛みを伴わなければ運動は軽いものから可能ですが、術後2週間までは10kg以上の重たいものを持つことを避けてください。 フルの運動は術後3週間経過すれば可能です。 手術後の痛みの対処方法は何ですか? 手術後の痛みに対しては、手術終了直前に患者さんの状態に応じてNSAIDs(ロピオン)やアセトアミノフェン(アセリオ)などを点滴で投与します。 日帰り手術で実施する麻酔(TIVA:全静脈麻酔)の場合、個人差はありますが30分以内には水分摂取が可能となりますのでNSAIDsやアセトアミノフェンの内服が可能となります。 内服で困難な場合は座薬やオピオイド(非麻薬)の内服も可能です。 入院しないなら費用は抑えられますか? その通りです。個人負担割合にもよりますが、仕事をしている世代の方であれば3割負担であることが多く、 その場合3〜5万円程度の費用がカットされます(入院期間によって差があります)。 宿泊はできますか? 申し訳ございませんが、当クリニックには宿泊機能がございません。近隣のホテルなど宿泊施設をご利用ください。 数日間のクリニック駐車場利用は可能です。 手術前の検査はどんなことをしますか? 血液検査 心電図 腹部超音波 CT(他施設での検査となります) など 高齢の方と疾患のある方は心エコーも行う場合があります。 検査ではないですが、日常生活や既往歴、治療内容について詳しく質問をいたします。 かかりつけ医がある場合は事前に主治医に気をつけることなど聞いていただくと良いと思います。 こうした検査や診察を通し、日帰り手術が選択できると判断した患者様に手術を実施しております。 感染対策はどのようなことをしていますか? 検温、アルコール消毒はもちろんのこと、内視鏡機器、手術機器に関しましてはメーカー推奨の機械、薬剤を使用し、ガイドラインに準じた確実な洗浄、管理を行なっております。 また、予約制ですので待合での他人と密になる環境や無駄な待ち時間などができないように配慮しております。 お支払方法はどのような方法がありますか? ・ 現金 ・ 当院内でのクレジット決済の場合:クレジット決済全般・(Quick payなどを含む、QR決済は不可) ・ デジスマ診療アプリでのクレジット登録の場合:MasterCard・VISA・JCB となります 検査用に履き替えのズボンは必要ですか? 当クリニックでは、使い捨ての上下の検査着を用意しておりますので、持ってきていただく必要はありません。 スリッパは必要ですか? 雪の日などブーツ、長靴での来院の際は、歩きやすく、脱ぎやすい靴を持参していただくと良いと思います。 カメラは患者さんごとに新しいものなのでしょうか? それぞれの検査毎にガイドラインに準じた洗浄・消毒を行っております。安心して検査をお受けください。 車での来院は可能ですか? 鎮静を使用しない内視鏡検査の場合は車での来院は可能です。 手術(全身麻酔)、鎮静剤使用による内視鏡検査を受けられる患者さんご本人の運転は道路交通法により、手術・検査後は運転できません。 場合によっては検査中止、あるいは薬剤使用中止となる場合もあります。ご了承ください。付き添いの方による運転、あるいは公共交通機関での来院をお願いいたします。