アニサキス症とは寄生虫であるアニサキスが人間の胃や大腸・小腸などに寄生する感染症です。

アニサキスは魚の内臓に寄生しており、刺身や寿司を食べることで感染し、食後数時間~数日で激しい腹痛や嘔吐・胸やけなどの症状が出ます。

当クリニックでも、今年に入りアニサキス症が増加しており、2月:2名、3月:4名の患者さんが治療を受けています。

直近で刺身や寿司などの生ものを食べて、激しい腹痛や嘔吐などの症状がある場合は、アニサキスの可能性が高いです。胃内視鏡検査ですぐに治療ができ、アニサキスを取り除くとすぐに症状が消失します。

少しでもアニサキス症が疑われる場合は受診&検査をお勧めします。